2013年3月27日水曜日

Spectacular Sky Show at Yellowknife

こんばんは! オーナーのAkiraです。

ほとんどの雪が溶け、ようやく過ごしやすい陽気となってきたToronto。風が吹くとまだ肌寒くも感じますが、今日など早くもT-shirt姿で街中を闊歩する方を見かけました♪

Yellowknife全景

ところでCanadaといえば、みなさんは何を連想しますか? Maple syrup? 赤毛のアン(英語タイトルは「Anne of Green Gables」)? Niagara falls? Olympic? King salmon?

人それぞれ思い浮かべるものは違うと思います。カンの良い方はタイトルからすでにお察しでしょう(笑)

本日はそんなCanada名物のひとつを、Torontoから遠く離れた地である「Yellowknife」から番外編としてお送りします!

今回のメンツである
おなじみKazu & Tatsuro

23日早朝、Toronto Pearson空港から飛行機に乗り、経由地であるCalgaryとEdmontonを経て、午後のYellowknifeに到着。乗り換えの待ち時間等を含め、Torontoからの所要約6〜7時間。午後1時半、気温−22℃。







Yellowknifeの空港に到着!















白熊を象ったNorthwest準州のNumberplate








太陽風の中にある電気を帯びた粒子が、大気圏に突入する時に起こる衝突のEnergyが光となる自然現象(Quoted a passage from AURORA VILLAGE pamphlet)


「Aurora borealis(別名Northern lights)」


実は、わたくしオーナーのCanadaに来た目的のひとつがコレなのです。

「Auroraを自分の目で実際に見る。出来るならBreak up現象も!」

鑑賞は夜から深夜にかけてなので、出陣まで体力温存のため仮眠を取ることに。と、その前に、デジカメの設定をAurora撮影に適した値へと、PhotogragherであるTatsuro氏に調整してもらうことに。

ピントを無限大、シャッタースピードを8秒、ISO値を800に設定。


午後10時半、宿からバスでAurora鑑賞地である「Aurora Village」へと移動。約30分ほどで「Teepee」の並ぶAurora Villageに到着。※以下の写真はいずれも三脚ナシで撮影したものです。ですので、若干のブレは許してくださいね。

先住民の住居として利用されていたテント「Teepee」

よく言われている「Auroraの出現Level(1〜5)」は、Aurora Villageの方で設定しているものだそうです。この日は到着した時点からすでに、「Level1」のAuroraが出現していました!

北緯60度辺りでのAuroraの出現条件は、「暗いこと」「視野を邪魔する物が無いこと」「Auroraが発生していること」の三つ。ちなみに、Auroraの出現規模(Level)は3日前の太陽黒点の活動が関係しているという説も……。

生まれて初めて見たAuroraは、何と言うか「白い煙」または「薄いもや」のようなものでした。肉眼ではそうでしたが、Cameraのレンズを通してみると――。

「Level1」のAurora

徐々に薄くなり、一時は消えてしまったかのように見えましたが、深夜1時ごろでしょうか、今度は反対側の空に再び姿を現しはじめました。




















地平線付近から吹き出すように現れたAuroraは、時間の経過とともにカーテンの数を増やし――。
























あっという間にカーテンは夜空一面に広がり――。





























































































これはもう、Break up現象が起きたとしか思えませんでした。光のカーテンが高速で移動していく様は、まるで伝説上の生き物である「龍」がうねるかのようでした。




寒さも忘れてCameraをジッと構え、天空のShowに見蕩れること数十分。言葉など出るはずもありません。後で分かったことですが、われわれが見たAuroraは「Level5」だったそうです♪

2013年3月16日土曜日

Ice Fest 2013

こんにちは! オーナーのAkiraです。

少々マシになったとはいえ、まだまだ寒い日が続いているToronto。ちょっと前まで町のいたるところで、凍結した地面や花壇を見ることができました。コートやジャケットを仕舞うのはもう少し先のことになりそうですね……。

氷漬けとなった街中の花壇

本日はそんな寒さに拍車をかけるような「Ice Fest」の様子をお伝えします!

そのFestは、わたくしがたまたま訪れたBay Stationの裏手で、人目をはばかるようにひっそりと行われていました。

それでは、見事な氷の彫刻の数々をお楽しみください♪
























































































残念ながらすでに部分崩壊、または全壊してしまっている作品もありましたが、どの彫刻も「数日しかその姿を留めていられない」という刹那的な美しさに気づいたわたくしは、時間が経つのも忘れてしばし呆然と作品群に見とれていましたとさ。